ジーン・アーサー(1900~1991)は、私がクラシック映画を観るようになって初めて好きになった女優さんです。
グレタ・ガルボや
マレーネ・ディートリッヒが冷たさを感じるほどの美しさで近寄り難い印象なのに対し、とても親しみやすい魅力を持った人だと思います。
私が好きなフランク・キャプラ監督の作品でもおなじみで、
「オペラハット」(1936)、
「我が家の楽園」(1938)、
「スミス都へ行く」(1939)などに出演しています。
「素晴らしき哉、人生!」(1946)でも、当初は
ジェームズ・スチュワートの相手役として候補に挙がっていたとか(実際に演じたのはドナ・リード)。
ジーン・アーサーはかなり変わった声の持ち主なのですが、最後の映画出演作となる
「シェーン」(1953)ではジョーイ少年の母親を演じていて、ジョーイ少年に話しかける声がとてもいい感じだったと記憶しています。
色使いがすてき…!
セピア色、単色の塗りが素敵…だと思って拡大させていただいたら、何色か使ってのこの色合いなのですね。タッチが柔らかくて、パステルか何かかと思ってびっくりしました!この感じも好きです…☆
『変わった声』というのは面白いですね!私はあまりないのですが、声で人を好きになったり嫌いになったりする人もいるようで、印象的な声というのは魅力なのだなぁと思います。
ところで下の記事のコメントに関してなのですが、アジア人と白人では、同じ『男前』と言われてる人でも顔のタイプが違うな、と最近気づきました。やっぱり自分に近い顔の方が、安心感はあるのかもしれないですね。かくいう私はオーランド・ブルーム大好きですけど(笑)