マレーネ・ディートリッヒ(1901～1992)はドイツ出身の女優で歌手。
初めて見たのはジェームズ・スチュワート目当てで観た西部劇「砂塵」(1939)でした。一番好きなのは「モロッコ」(1930)での男装。男装があれほど決まる女優さんってなかなかいないのではないでしょうか。男女関係なく惚れてしまいそうな、そんな感じです。

歌手としても活躍しており、「リリー・マルレーン」や「花はどこへ行った」は私も聴いたことがあります。上記の2本の映画の中でも歌姫的な役で歌っています。

ヒトラーの誘いを蹴ってアメリカ軍の慰問を行うなど、波乱の人生を送った彼女はパリで死去し、その後、故郷のベルリンに埋葬されました。日本でも彼女を題材にした舞台が制作されるなど、伝説的な女優となっています。

この記事を書くにあたり、別々の写真から4点の絵を描きました。3点目が一番似ていたのですが、パッと見でわかるくらいデッサンがおかしかったのが気になり、結局4点目を採用。この人も描きやすい部類に入ると思います。なんとなく、ガルボと並べて描いてみたいです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、オリキャラのマレーネの名前はこの人から拝借しました。