ゲイリー・クーパー(1901~1961)は今までこの企画で描いた俳優さんの中では一番知名度が高い人だと思います。・・・と言っても、やっぱり世代的に知らない方も多いかなぁ(汗) アカデミー主演男優賞に二度輝いています。
マレーネ・ディートリッヒと共演した
「モロッコ」(1930)ではプレイボーイを演じていますが、クーパーの真骨頂ははにかんだ笑顔が印象的な、純朴な人物だと思っています。少なくとも私の中では
ジェームズ・スチュワートと双璧をなす「善人」キャラなのです(笑)
個人的に好きな出演作は、フランク・キャプラ監督(この人の映画が大好きなのです)の
「オペラハット」(1936)や
「群衆」(1941)など。西部劇にも数多く出演しており、
「真昼の決闘」(1952)は一番有名でしょうか(それにしても、西部劇の邦題って何故か似たものが多い気がします・・・ややこしい)。
私も名前は知っていましたが……
wikipediaで『風と共に去りぬ』のオファーを断ったというお話もあって、ゲイリー・クーパー版もちょっと見てみたかったなぁと思いました……。
浪士さんのこちらのイラストからは、まさに、純朴で「善人キャラ」な印象が伝わってきます……!!