マッツ・ミケルセン(1965～)はデンマークの俳優。妖しげで危険な色気を醸し出してる感じがします。

私が初めてマッツを見たのは「007 カジノ・ロワイヤル」(2006)。ル・シッフルという不気味な悪役を演じていたのですが、何よりダニエル・クレイグ演じるボンドを拷問するシーンで忘れられない俳優さんとなりました(笑)（「007」シリーズの悪役としては全然強くなかったと思いますけど・・・）

続いて観たのは「キング・アーサー」(2004)。アーサー王伝説は全くと言っていいほど知らなかったのですが、もうマッツ目当てです(笑)（・・・正直に言えばキーラ・ナイトレイも目当てでした）円卓の騎士の一人であるトリスタンを演じており、これがなかなかカッコいいのですよ。主張するキャラではありませんでしたが、この役結構おいしいんじゃないの？と思いました。

最近観たのは本国デンマークの映画「アフター・ウェディング」(2006)。この映画では一応普通の人でした。かつての恋人との間の、存在すら知らなかった娘と会ったマッツの演技が良いです。娘の女優さんも素朴な感じがして良かったです。デンマークの映画は初めて観ましたね。

最近では「タイタンの戦い」(2010)などにも出演しており、今後も活躍が期待できる俳優さんです。

・・・どうでもいいことですが、デンマーク人って「○○セン」という名前の人が多いですね。よくマッツと似てると言われている（らしい）ヴィゴ・モーテンセンはデンマーク系アメリカ人の俳優です。